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GLP-1 MEDICAL WEIGHT CARE
マンジャロ / 体重停滞 / 増量

マンジャロで体重が減らない・停滞期になったら?増量すべき?医師が解説

「体重が止まった=薬が効かなくなった」とは限りません。

体重の推移、現在量、使用期間、食欲、副作用、食事・活動量を確認し、増量が必要か医師が判断します。

医師がオンライン診療 PMDA添付文書準拠 SURMOUNTデータ 自由診療
このページの内容

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)を使い始めた直後は体重が順調に減っていたのに、 数か月すると「最近まったく減らない」「1〜2kgを行ったり来たりする」「以前ほど効いている感じがしない」と感じることがあります。 このとき、多くの方が「薬が効かなくなったのでは?」「次の用量へ上げるべき?」と考えます。

しかし、体重減少は通常ずっと同じ速度で続くわけではありません。 2025年に発表されたSURMOUNT-1・SURMOUNT-4の事後解析では、チルゼパチド治療中にも多くの参加者が時間とともに体重停滞へ到達しました。 つまり、体重の減り方が鈍くなること自体は、直ちに「治療失敗」を意味しません。

この記事の結論:
体重が1〜2週間止まっただけなら、すぐ増量する必要はありません。 数週間以上の体重トレンド、現在量を使った期間、食欲、食事量、活動量、便通、副作用を確認したうえで、 現在量の継続・増量・増量延期を判断します。

結論:停滞期は珍しくない。まず「本当に停滞か」を確認

状況考え方
数日〜2週間横ばい水分・便通・食事などによる短期変動の可能性。すぐ増量しない。
3〜4週間以上ほぼ変化なし食欲・摂取量・活動量・現在用量の期間を含め再評価。
体重は横ばいだがウエスト減少体組成変化の可能性。体重だけで判断しない。
食欲が戻り、摂取量も増加十分な投与期間を満たしていれば増量を検討する余地。
食欲は強く抑えられ、食事量も少ない増量より現在量維持や栄養状態の確認が優先されることがある。
吐き気・便秘・嘔吐などが強い増量を急がず、副作用への対応を優先。

停滞期で最も避けたいのは、体重計の数字に反応して用量を短期間で変更することです。 マンジャロは週1回投与の持続性製剤であり、PMDA添付文書では5mgで効果不十分な場合でも、 4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量するとされています。

そもそも「体重停滞」とは?研究では12週間で評価

日常会話では「2週間体重が減らない」だけでも停滞期と呼ばれますが、研究上はもっと長い期間で評価されています。 2025年のSURMOUNT-1・SURMOUNT-4事後解析では、体重停滞を 「12週間の体重変化が5%未満であり、その後の12週間区間でも同じ状態が続くこと」 と定義しました。

つまり、この研究でいう「停滞」は数日や数週間の横ばいではありません。 かなり長い期間の変化率を見て判断しています。 SNSなどで使われる「停滞期」と研究上のweight plateauは同じ意味ではないため、 2週間体重が変わらなかったからといって「研究上の停滞に入った」とは言えません。

ポイント:
「2週間体重が止まった」と「医学研究で定義されたweight plateau」は別物です。 短期の体重変動を理由に、すぐ高用量へ進む必要はありません。

SURMOUNT-1では停滞まで何週間だった?

2025年の解析では、SURMOUNT-1でチルゼパチドを使用し、最終評価時点まで治療を継続して5%以上の体重減少を達成した1,438人が解析対象となりました。 体重停滞までの中央値は、開始時BMIカテゴリーによって異なりました。

SURMOUNT-1:開始時BMI別「体重停滞までの中央値」
0週 10週 20週 30週 40週 過体重 肥満I度 肥満II度 肥満III度 24.3週 26.0週 36.1週 36.1週

出典:Horn DB, et al. Clinical Obesity. 2025. SURMOUNT-1事後解析。 対象は糖尿病のない肥満・過体重の参加者であり、個人の停滞時期を予測する数字ではありません。

この解析では、72週までに約88〜90%の参加者が研究上の体重停滞へ到達しました。 また、高用量(10mg・15mg)、若い年齢、女性では停滞までの時間がより長い傾向がありました。 ただし、これは関連を示した事後解析であり、特定の患者に「15mgなら停滞しない」と予測できるものではありません。

「停滞する=薬が効かなくなった」ではない

体重減少には通常、初期の減量フェーズと、その後の体重維持フェーズがあります。 体重が減ると体そのものが小さくなり、同じ生活をしていても必要エネルギー量が低下します。 また、食事量が減ったことで無意識の活動量が変化することもあります。

したがって、治療開始直後と同じペースで体重が永遠に減り続けることは通常期待しません。 むしろ大きな減量が得られた後に体重が安定することは、長期治療では自然な経過の一部になり得ます。

なぜマンジャロを使っていても体重が止まる?

原因・要因具体例
エネルギー必要量の低下体重が減るほど基礎代謝・活動時消費が変化する
水分変動塩分、炭水化物、月経周期、運動など
便秘GLP-1/GIP系薬剤では便秘がみられることがある
摂取量の戻り間食、飲酒、甘い飲料、外食など
活動量低下食事量減少や疲労に伴い歩数・運動量が下がる
薬への反応差チルゼパチドの体重反応には大きな個人差がある
体重維持フェーズへの移行治療が効いていても減量速度は時間とともに低下する

水分だけで1kg前後動くことはある

体重計が測っているのは脂肪だけではありません。 体内の水分、胃腸内容物、グリコーゲンなども含まれます。 塩分の多い食事、外食、便秘、月経周期などで一時的に体重が増えることがあります。 そのため、1日単位の数字だけでマンジャロの効果を判断することはできません。

「前ほど食欲が落ちない」ことも必ずしも失効ではない

治療開始直後の強い満腹感に慣れると、正常な空腹感が戻っただけでも「効かなくなった」と感じることがあります。 適度な空腹を感じても、以前より過食が減り、1週間全体の摂取量が抑えられ、体重や血糖の目標が維持できているなら、 現在量が機能している可能性があります。

本当に停滞?増量前に確認したい7項目

  1. どのくらい止まっているか:数日、2週間、1か月以上では意味が違う。
  2. 週平均体重:単日の最高・最低ではなくトレンドを見る。
  3. 食欲:以前より明らかに戻ったか、適度な空腹の範囲か。
  4. 食事:間食、飲酒、甘い飲料、外食が増えていないか。
  5. 便通:便秘で見かけ上体重が増えていないか。
  6. 活動量:歩数、運動、日常活動が減っていないか。
  7. 副作用:食欲低下、悪心、嘔吐、下痢、便秘、倦怠感が強くないか。

この7項目を整理してから増量を考えると、 「本当に薬の追加効果が必要なのか」「実は水分変動や便秘なのか」「食事や活動量の変化があるのか」が見えやすくなります。

体重は毎日測るべき?

毎日測ること自体は構いませんが、1日の数字で一喜一憂しないことが重要です。 測るなら、起床後・排尿後・朝食前など、できるだけ同じ条件で測ると比較しやすくなります。

毎日の数字が気になる場合は、週2〜3回でも構いません。 重要なのは「点」ではなく「線」です。週平均や4週間のトレンドをみると、一時的な水分増減の影響を受けにくくなります。

停滞の判断にウエストも使う

体重が横ばいでも、ウエスト周囲径や衣服のフィット感が変化することがあります。 筋トレを始めた場合には、体重変化が小さくても体組成が変化している可能性があります。

体重だけを唯一の成功指標にすると、こうした変化を見落とします。 とくに数か月以上の治療では、体重、ウエスト、血圧、血糖、体力など複数の指標で経過を見る方が実用的です。

停滞時に増量を検討しやすいのはどんなとき?

PMDA添付文書では、マンジャロは5mgで効果不十分な場合、 患者の状態に応じて4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量できます。 最大用量は15mgです。

増量を検討しやすい状況理由
現在量を4週間以上継続添付文書上の増量間隔を満たす
数週間以上、効果が不十分短期変動ではない可能性
食欲・摂取量が明らかに戻っている現在量の効果を再評価する材料
胃腸症状が軽い増量後の忍容性を検討しやすい
食事・水分が十分取れている過度な食欲抑制ではない
体重が急速に減っていない過度の体重減少リスクが低い

たとえば10mgを8週間使用し、体重が1か月以上ほぼ変化せず、食欲も戻ってきた一方、 悪心や便秘がなく、食事・水分摂取も問題ない場合には、 12.5mgへの増量を検討する場面があります。

逆に、停滞していても増量を急がない方がよい場面

最新PMDA添付文書では、用量依存的な体重減少があるため、 血糖コントロールだけでなく体重減少にも注意して増量の必要性を慎重に判断するよう記載されています。 また、胃腸障害などで忍容性が得られない場合は減量または漸増延期を考慮するとされています。

体重停滞より優先すべき症状:
嘔吐を伴う持続的な強い腹痛、高度の便秘に腹部膨満・持続痛・嘔吐を伴う場合、 繰り返す嘔吐・下痢で水分が取れない場合などは、増量相談より先に医学的評価が必要です。

10mg→12.5mg→15mg:停滞時の増量はどう考える?

10mgで停滞したからといって、一気に15mgへ進むのではありません。 添付文書上は2.5mgずつ、4週間以上の間隔をあけて増量します。

現在量次の用量判断
7.5mg10mg4週間以上+効果不十分+忍容性確認
10mg12.5mg4週間以上+効果不十分+忍容性確認
12.5mg15mg4週間以上+効果不十分+忍容性確認
15mgなし最大用量。治療全体を再評価

15mgまで使って体重が止まった場合、「さらに増やす」という選択肢はありません。 その場合は食事、活動量、治療継続、他の体重増加要因、治療目標そのものを再評価します。

10mgから12.5mgへ上げる方へ

10mg→12.5mgの増量タイミングを詳しく解説しています。

高用量全体を知りたい方へ

12.5mg・15mg総合記事で最大用量・臨床試験をまとめています。

高用量ほど停滞しにくい?

2025年のSURMOUNT-1・4事後解析では、10mg・15mgといった高用量は、 低用量に比べて体重停滞までの期間が長いことと関連していました。 しかし、これは「停滞したら全員15mgへ」という意味ではありません。

事後解析は関連を調べる研究であり、個人の増量効果を保証するものではありません。 また、高用量では胃腸症状や食欲低下などの影響も考える必要があります。 治療選択では、追加効果と追加リスクを個別に比較します。

15mgでも停滞は起こる?

起こり得ます。 15mgはマンジャロの最大用量ですが、「体重が永遠に減り続ける用量」ではありません。 SURMOUNT試験でも治療期間が長くなるにつれて体重減少曲線は徐々に平坦化しています。

最大用量で停滞した場合は、薬の量ではなく、治療全体を見直します。 体重をさらに下げることが医学的に必要なのか、 現在の体重を維持することが十分な成功なのかも含めて評価します。

目標体重に近づいた停滞は「維持」に移った可能性

治療開始時から大きく体重が減り、健康指標も改善している場合、 体重が横ばいになったことを必ずしも「問題」と考える必要はありません。

肥満治療は「可能な限り体重を減らす競争」ではなく、 健康上意味のある減量を達成し、それを安全に維持することが目的です。 体重維持期に入った場合には、減量速度よりリバウンド防止や筋力維持が重要になります。

停滞したとき、食事で最初に見直す5つ

  1. 飲み物:砂糖入り飲料、カフェラテ、ジュース、アルコール。
  2. 間食:少量でも毎日積み重なるナッツ、菓子、チーズなど。
  3. 外食:油、ソース、ドレッシングなど見えないエネルギー。
  4. タンパク質:食事量低下で不足していないか。
  5. 食物繊維・水分:便秘が体重停滞を強調していないか。

ただし、停滞を突破するために極端に食事を減らすのは勧めません。 マンジャロですでに食欲が低下している状態でさらに摂取量を削ると、 タンパク質や微量栄養素が不足し、筋力低下や倦怠感につながる可能性があります。

カロリーをさらに削ればいい?

必ずしもそうではありません。 すでに摂取量が少ない人がさらに食事を削ると、 栄養不足や活動量低下につながり、長期的な体重管理に不利になることがあります。

「何kcalまで下げるか」を自己判断で競うより、 タンパク質、野菜、炭水化物、脂質を極端に欠かさず、 継続できる食事を整える方が重要です。

停滞期に筋トレは有効?

レジスタンストレーニングは、停滞を「破る魔法」ではありませんが、 減量中の筋力・除脂肪体重を守るうえで重要です。 体重だけでなく体組成を改善する観点では、ウォーキングだけでなく筋トレを組み合わせる価値があります。

一方、食事量が極端に少なく、ふらつきや倦怠感がある状態で高強度運動を追加するのは避けてください。 運動を増やす前に、十分な栄養と水分が取れているかを確認します。

歩数が減っていないか確認する

食事量が減ると、本人が気づかないうちに日常活動量が低下することがあります。 ジムで30分運動していても、それ以外の時間に座っている時間が増えれば、 1日の総消費エネルギーは思ったほど増えないことがあります。

停滞時には、特別な運動プログラムを増やす前に、 直近1〜2か月で平均歩数や外出量が変わっていないかを見るのも有用です。

睡眠不足も体重管理に影響する

睡眠不足が続くと、食欲、間食、活動量、疲労感などに影響します。 マンジャロの用量だけを調整しても、睡眠が大きく崩れていると体重管理が難しくなる場合があります。

「最近仕事が忙しくなって睡眠が5時間以下」「夜食が増えた」という変化があるなら、 薬剤増量と同時に生活要因も見直す必要があります。

便秘による「見かけの停滞」

マンジャロでは便秘が起こることがあります。 排便が数日ないと、それだけで体重が横ばいまたは増加して見えることがあります。

軽度の便秘では、水分、食物繊維、活動量を確認します。 一方、高度の便秘に腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐を伴う場合は、 PMDA添付文書でイレウスの可能性が注意されているため、増量より医療評価が優先です。

月経周期で体重が動く場合

月経周期に伴う水分変動によって、一時的に体重が増える人もいます。 そのため毎月同じ時期に体重が停滞・増加している場合は、 数日間の数字だけで増量判断をしない方がよいでしょう。

飲酒が増えていないか

アルコールにはエネルギーがあり、飲酒時には食事量や間食も増えやすくなります。 「食事量は減っているのに体重が落ちない」という場合、 飲料由来のエネルギーを見落としていることがあります。

高用量なのに停滞したとき、耐性がついた?

体重減少が鈍ったことだけで「マンジャロに耐性がついた」とは判断できません。 体重減少に対する生理的適応や、必要エネルギー量の変化、 行動変化など複数の要因が関係します。

2025年の停滞解析も、体重減少率が時間とともに低下して停滞へ向かうことを示していますが、 その原因を単純に薬剤耐性と結論づけてはいません。

停滞期に薬を一度休めるとまた効く?

「一度休薬して再開すれば効き目が戻る」という使い方を支持する確立した方法はありません。 むしろチルゼパチド中止後には体重再増加が起こる可能性があります。

自己判断で休薬・再開を繰り返すと、再開用量や副作用の評価も難しくなります。 中断が必要な事情がある場合は医師に相談してください。

SURMOUNT-4:治療を続けた場合と中止した場合

SURMOUNT-4では、肥満または過体重(糖尿病なし)の成人が36週間、 最大耐容量10mgまたは15mgのチルゼパチドを使用し、平均20.9%の体重減少を達成しました。 その後、継続群とプラセボへ切り替える群に無作為化されました。

SURMOUNT-4:36週から88週までの平均体重変化
0% −10% +10% 継続 −5.5% プラセボ切替 +14.0% チルゼパチド継続 治療中止相当

36週時点から88週までの平均変化。出典:Aronne LJ, et al. JAMA. 2024;331:38-48。 「休薬すれば必ず14%戻る」という個人予測ではありません。

36週以降52週間で、チルゼパチド継続群はさらに平均5.5%体重が減少した一方、 プラセボへ切り替えた群では平均14.0%の体重再増加がみられました。 また、継続群の89.5%が、それまでに失った体重の少なくとも80%を維持したのに対し、 プラセボ切替群では16.6%でした。

この試験は「停滞したらずっと最大量を使うべき」と証明したものではありません。 一方で、肥満・過体重の長期管理では、薬を中止すれば必ずそのまま維持できるとは限らないことを示しています。

停滞したら「薬をやめる」のも慎重に

体重が減らなくなったとき、「もう薬が効いていないからやめよう」と考えることがあります。 しかし、体重が横ばいなのは、薬によって減少した体重を維持できている状態かもしれません。

薬を中止した場合の体重変化は個人差がありますが、 SURMOUNT-4では治療中断後の体重再増加が明確に観察されています。 中止する場合も、維持戦略を考えたうえで決めることが重要です。

「減らない」と「増えている」を分けて考える

体重が完全に横ばいなのか、数か月単位で増加傾向なのかは重要な違いです。 横ばいであれば維持フェーズの可能性がありますが、 明らかに増加している場合は、食事・活動量・薬の使用状況・他の薬剤などを見直します。

投与忘れが増えていないか、毎週同じ曜日に使用できているか、 薬を適切に保管できているかなど、基本的な使用状況も確認してください。

停滞時の4週間セルフ記録

記録方法
体重同じ条件で週2〜7回。週平均を見る。
ウエスト週1回程度、同じ位置で測定。
食欲0〜10など簡単な尺度で記録。
間食・飲酒回数を記録。
歩数スマートフォン等で週平均を確認。
便通排便日・便秘日数を記録。
副作用悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛など。

この記録を診察時に見せると、 「増量した方がよいのか」「現在量を続けるのか」「生活要因を先に整えるのか」を判断しやすくなります。

停滞を理由に極端な断食をしない

体重を早く動かそうとして、食事を1日1回にする、長時間断食を繰り返す、 炭水化物を完全に抜くなど極端な方法を追加する人がいます。

しかしマンジャロで食欲が低下している状態では、さらに摂取量を落とすことで タンパク質不足、脱水、便秘、筋力低下などにつながる可能性があります。 停滞期こそ、体重だけでなく治療の安全性を見直すことが重要です。

停滞中でもタンパク質は減らさない

大きな減量では脂肪だけでなく除脂肪体重も減少します。 体重をさらに落とすためにタンパク質まで削ると、筋肉量や体力を守りにくくなります。

食事量が少ない人では、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品など、 少量でもタンパク質を確保しやすい食品を意識します。 腎機能に問題がある場合は自己判断で高タンパク食にせず、医師へ相談してください。

筋トレで体重が一時的に増えることもある

筋トレを始めると、運動後の炎症や筋グリコーゲン・水分の変化により、 一時的に体重が増えることがあります。 これは脂肪が急に増えたことを意味しない場合があります。

運動を始めた時期と体重停滞が重なった場合は、ウエストや写真、 トレーニング記録なども合わせて評価するとよいでしょう。

何kg落ちたら停滞する?

「○kg減ったら必ず停滞する」というルールはありません。 SURMOUNT-1の事後解析でも、停滞時期には個人差があり、 開始時BMI、年齢、性別、用量などとの関連が検討されています。

したがって、他の人が10kgで停滞したから自分も同じ、 あるいはSNSで15kg落ちた人と比べて自分は効いていない、と判断することはできません。

5mgで停滞したら10mgまで上げるべき?

5mgはマンジャロ添付文書上の維持用量です。 5mgで効果不十分な場合、4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量できます。 したがって、5mgを十分使用して効果不十分で、副作用が問題なければ7.5mgへの増量を検討できます。

ただし、5mgを4週間使ったというだけで必ず7.5mgへ上げる必要はありません。 同じ考え方が7.5mg、10mg、12.5mgにも当てはまります。

10mgで停滞した場合

10mgを4週間以上使用し、数週間以上にわたり効果が不十分で、 悪心・嘔吐・便秘などが軽く、食事と水分も取れている場合には12.5mgへの増量を検討します。

詳しい増量条件については 「マンジャロ10mgから12.5mgへ増量するタイミング」 で詳しく解説しています。

12.5mgで停滞した場合

12.5mgを4週間以上使用し、十分な効果がなく、副作用も許容範囲であれば15mgへの増量を検討することがあります。 15mgは最大用量です。

一方、12.5mgですでに大きな体重減少があり、食欲が強く低下しているなら、 停滞していても15mgへの増量を急がないことがあります。

15mgで停滞した場合

15mgは最大用量なので、それ以上の増量はできません。 その場合は、体重維持が治療成功と考えられるのか、 食事・活動量・睡眠・飲酒・便通などの要因があるのか、 他の治療選択肢が必要なのかを医師と再評価します。

自己判断で投与間隔を短縮したり、複数本を組み合わせて15mgを超える量を投与したりしないでください。

マンジャロの国内承認について

日本でマンジャロの効能・効果として承認されているのは2型糖尿病です。 体重管理目的にマンジャロを使用する場合は適応外使用となります。 同じ有効成分チルゼパチドを含むゼップバウンドは、一定条件を満たす肥満症に承認されています。

本記事で引用しているSURMOUNT-1・SURMOUNT-4は、肥満または過体重の成人を対象としたチルゼパチドの研究です。 これらの研究結果は、マンジャロ自体が国内で肥満症治療薬として承認されていることを意味しません。

AURELIA ONLINEで停滞・増量を相談する場合

オンライン診療では、現在の用量だけではなく、 その用量を何週間使ったか、最近の体重推移、食欲、副作用、便通、食事量、併用薬などを確認します。

診察前にあると便利な情報例
現在量10mg、12.5mgなど
使用期間10mgを8週間使用など
体重記録直近4〜8週間の週平均
食欲以前より戻った、変わらない、かなり低い等
副作用便秘、悪心、胃もたれ、嘔吐など
生活変化旅行、睡眠、飲酒、運動量の変化など

体重が止まって「増量すべき?」と迷っている方へ

短期の体重変化だけではなく、現在量・使用期間・食欲・副作用をまとめて確認します。

停滞はなぜ起こる?体が小さくなると必要エネルギーも減る

体重減少が進むと、同じ生活をしていても体が必要とするエネルギー量は変わります。 例えば開始時より10kg、15kgと体重が減れば、以前と同じ食事量でも 「減量を続けるためのエネルギー赤字」が小さくなることがあります。

そのため、治療初期には毎週のように体重が落ちていた人でも、 数か月後には減量速度が緩やかになり、やがて安定することがあります。 これは薬が突然無効になったというより、体重減少の自然な経過の一部として説明できる場合があります。

停滞期とリバウンドは違う

「体重が減らない」と「体重が増え続ける」は分けて考える必要があります。 例えば68kg前後を3か月維持している状態と、 68kgから70kg、72kgへと数か月かけて戻っている状態では対応が異なります。

状態イメージ考え方
一時的変動数日〜2週間上下水分・便通などを確認
停滞数週間〜数か月ほぼ横ばい維持期か、追加介入が必要か評価
再増加数週間〜数か月で上昇傾向食事・活動量・投薬状況・他要因を再評価

とくに大幅な減量後に体重が安定している場合は、「さらに減らない」ことよりも 「減った体重を保てている」こと自体に意味があります。 目標体重や健康指標がすでに改善しているなら、維持を治療目標に切り替えることがあります。

どのくらい減ったら「十分」なのか

健康上の利益は、必ずしも最大限の体重減少だけで決まりません。 血圧、血糖、脂質、睡眠、関節負担、日常生活のしやすさなどが改善しているかも重要です。

そのため「まだBMIが理想値ではないからもっと増量」という単純な判断はしません。 現在までの減量量、持病、筋肉量、年齢、体調、治療継続可能性をまとめて評価します。

停滞期に「食欲が戻った」ときの見分け方

治療初期の強い満腹感と比べると、数か月後に空腹を感じるだけで 「マンジャロが効かなくなった」と感じることがあります。 しかし、正常な空腹感まで完全になくすことが治療目標ではありません。

状況解釈
空腹はあるが過食しない必ずしも効果低下ではない
間食が明らかに増えた食欲・行動変化を再評価
以前の1.5〜2倍食べるようになった用量・生活両面の見直し候補
食欲はないのに体重横ばい増量より便通・水分・栄養・維持期を考える

停滞中に「食べていないのに痩せない」と感じる場合

本人の感覚として食事量が少なくても、 飲み物、調味料、ナッツ、チーズ、アルコール、外食などから 想像以上のエネルギーを取っていることがあります。

ただし、すべての食事を厳密に計量しなければならないわけではありません。 停滞が続くときだけ1〜2週間、食事と飲み物を記録すると、 どこに変化があったか見つけやすくなります。

マンジャロの用量別に停滞したときの考え方

用量停滞時の主な確認次の選択肢
2.5mg開始4週間を完了したか通常は5mgへ移行
5mg4週間以上、効果不十分か7.5mgを検討
7.5mg副作用と体重推移10mgを検討
10mg数週間の停滞、食欲の戻り12.5mgを検討
12.5mg十分な期間と忍容性15mgを検討
15mg最大用量であること生活要因・目標・他治療を再評価

どの用量でも共通するのは、「4週間経ったから次へ」ではない点です。 その用量で十分な効果が得られていれば、そのまま維持する選択肢があります。

2.5mg・5mgで停滞した場合

2.5mgは開始用量であり、通常4週間使用後に5mgへ増量します。 5mgは添付文書上の維持用量です。 5mgで効果不十分な場合は、患者の状態に応じて4週間以上あけて2.5mgずつ増量できます。

ただし、5mgで体重が十分減っている、血糖コントロールが良好、 副作用も少ないという場合に「もっと高い用量があるから」と増量する必要はありません。

7.5mgで停滞した場合

7.5mgは5mgと10mgの中間用量です。 4週間以上使用し、効果が不十分で、胃腸症状などが許容範囲なら10mgへの増量を検討します。

一方、7.5mgへ上げてから便秘や吐き気が増えた場合には、 10mgへ急ぐより現在量を継続して症状を確認することがあります。

10mgで停滞した場合

10mgは、停滞と増量の相談が特に増えやすい用量です。 SURMOUNT-1では10mg群でも大きな平均体重減少が得られており、 必ず15mgまで進む必要はありません。

10mgを4週間以上使用し、数週間以上にわたって体重・食欲の効果が不十分で、 副作用が軽ければ12.5mgを検討できます。 詳細は「10mgから12.5mgへ増量するタイミング」の記事で整理しています。

12.5mgで停滞した場合

12.5mgは15mgの一つ手前です。 12.5mgで十分な効果が得られていれば、そのまま維持する選択肢があります。

4週間以上継続しても効果不十分で、副作用が軽く、 食事・水分摂取も保たれている場合には15mgを検討します。 15mgは最大用量です。

15mgで停滞したら「もう効かない」?

15mgで体重が横ばいになったとしても、 それまでに大きく減った体重を維持できているなら、 薬が完全に無効になったとは言えません。

体重維持そのものが治療効果の一部である可能性があります。 SURMOUNT-4でも、チルゼパチドを継続した群では 中止群に比べて減量の維持が明確に良好でした。

「停滞を突破するためのチートデイ」は必要?

体重停滞を解除する目的で大量に食べる「チートデイ」が チルゼパチド治療中に必要だという確立した医学的根拠はありません。

一時的に摂取量を大きく増やせば、塩分・炭水化物・水分保持により 翌日の体重がむしろ増えることがあります。 停滞時は、極端な操作より日常の食事を安定させる方が評価しやすくなります。

断食やファスティングを追加してよい?

マンジャロで食欲がすでに抑えられている人が、 さらに長時間断食を追加すると、 摂取エネルギーやタンパク質が不足することがあります。

特に糖尿病治療薬を併用している場合は低血糖リスクも考慮が必要です。 停滞を理由に極端な断食を始める前に医師へ相談してください。

停滞時に糖質を完全に抜く必要はある?

糖質を完全にゼロにしなければ停滞を抜けられないという根拠はありません。 炭水化物は量と質を調整しつつ、タンパク質・野菜・脂質とバランスよく取る方が継続しやすいです。

炭水化物を極端に減らした直後は体内グリコーゲンと水分が減り、 体重が一時的に大きく下がることがありますが、 それをすべて脂肪減少と解釈しないよう注意が必要です。

停滞期に運動量を急に増やしてもいい?

運動は長期的な体重管理と筋力維持に重要ですが、 いきなり運動量を倍にする必要はありません。 急に高強度運動を増やすと、疲労や食欲増加、けがにつながる可能性があります。

まずは歩数を少し増やす、週2回程度の筋トレを続けるなど、 継続できる範囲で調整します。

停滞期に体重以外で成功を確認する指標

指標見る意味
ウエスト腹部脂肪の変化を間接的に把握
血圧循環器リスクの改善
血糖・HbA1c2型糖尿病治療効果
歩行・階段日常体力・筋力
衣服サイズ体型変化
睡眠体調・生活改善

停滞期と筋肉量の関係

減量中は脂肪だけでなく除脂肪体重も一定程度減ります。 体重が横ばいになった時期に筋トレを始めた場合、 体重計の数字が変わらなくても体組成が改善している可能性があります。

一方、食事量が極端に少なく活動量も低い場合には、 筋力低下が進んでいる可能性もあります。 「体重が止まったから成功・失敗」と単純に評価せず、 体力や栄養状態も見ます。

停滞期にプロテインを増やせば痩せる?

プロテインそのものに停滞を解除する特別な作用があるわけではありません。 ただし、食事量が少なくタンパク質不足になっている人では、 必要量を補う手段として役立つ場合があります。

追加することで総摂取エネルギーが大きく増える場合もあるため、 「プロテインを飲めば必ず痩せる」と考えるのは正しくありません。

停滞しても便秘が改善すれば体重が動くことがある

便秘が改善すると体重が一時的に下がることがありますが、 それは脂肪が急に減ったという意味ではありません。 ただし、便秘が長く続けば体重評価をわかりにくくするため、 停滞時には便通も確認する価値があります。

停滞が続く場合に採血は必要?

全員に同じ採血が必要というわけではありません。 ただし、強い倦怠感、立ちくらみ、食事量低下、 2型糖尿病治療中などでは、状況に応じて血糖、腎機能、電解質などを確認することがあります。

停滞だけでなく体調変化がある場合は、 「痩せない問題」としてだけ扱わず、全身状態を評価します。

他の薬で体重が増えていないか

体重はマンジャロだけで決まりません。 一部の精神科薬、ステロイド、ホルモン関連薬など、 体重へ影響する可能性のある薬剤があります。

新しい薬を開始した時期と体重停滞・増加が重なる場合は、 併用薬も診察で確認します。 自己判断で他の薬を中止しないでください。

停滞したら注射曜日を変えると効く?

投与曜日を変えること自体で体重停滞が解除されるという確立した根拠はありません。 曜日変更が必要な場合は、PMDA添付文書に従い前回投与から少なくとも72時間以上あけます。

「週末に効き目が切れる感じがする」という理由で 毎週少しずつ投与日を早めるような使い方は避けてください。

停滞したら投与間隔を6日にしていい?

いいえ。マンジャロは週1回投与の薬剤です。 体重が止まったからといって自己判断で6日ごと、5日ごとに短縮する使い方はしません。

投与間隔を短くすると薬物曝露や副作用リスクが変わる可能性があります。 停滞時は用量・生活・治療目標を診察で再評価します。

停滞したら2本同時に使ってよい?

自己判断で複数本を組み合わせて処方量を超える投与をしないでください。 特に15mgは最大用量です。

医師が用量調整のために製剤を組み合わせる場合と、 患者さんが自己判断で追加投与することは別です。 必ず処方指示に従ってください。

停滞期にSNSの減量速度と比較しない

チルゼパチドの反応には大きな個人差があります。 同じ15mgでも、開始体重、年齢、性別、代謝状態、食事、活動量などで結果は異なります。

SNSで「3か月で15kg減った」という例を見ても、 それを自分の基準にすることはできません。 臨床試験でも体重減少幅には大きなばらつきがありました。

停滞後にまた体重が減り始めることはある?

あります。 短期間の横ばいであれば、その後再び減少することは珍しくありません。 水分変動、便通、生活パターンなどが整っただけで体重が動くこともあります。

そのため、1〜2週間の横ばいを「永久的な停滞」と考えず、 まず数週間単位で様子を見ることが重要です。

停滞が長いほど増量すべき?

停滞期間が長いほど増量を検討しやすくなる場合はありますが、 期間だけで決まりません。 例えば3か月横ばいでも、すでに健康的な体重に近づき、 食欲も十分抑えられているなら、増量しない方がよいことがあります。

逆に体重がまだ治療目標から遠く、食欲も戻り、 副作用が少ない場合には増量を検討します。

停滞期の4週間アクションプラン

期間すること
1週目体重を同条件で記録。便通・水分・食欲もメモ。
2週目間食・飲酒・外食・歩数の変化を確認。
3週目睡眠、運動、体力、ウエストを確認。
4週目現在量の使用週数と副作用を含め医師と再評価。

この4週間で体重が再び動けば、増量せず現在量を続けることがあります。 横ばいが続き、効果が不十分で、副作用も少なければ増量を検討します。

停滞しているのに体調が悪い場合は増量しない

体重が減らないと「もっと薬を強く」と考えがちですが、 倦怠感、立ちくらみ、脱水、強い便秘、嘔吐などがある場合は、 増量より原因評価が先です。

PMDA添付文書では、下痢・嘔吐から脱水を起こして急性腎障害に至る可能性、 胆石症・胆嚢炎・胆管炎、急性膵炎、イレウスなどにも注意が必要とされています。

停滞期に全身麻酔・内視鏡予定がある場合

2026年9月改訂のPMDA添付文書では、 全身麻酔または深い鎮静下での誤嚥リスクに関する注意が追加されています。

停滞を理由に増量するタイミングと、 手術や鎮静内視鏡の予定が重なる場合は、 処置担当医と処方医の双方にマンジャロ使用中であることを伝えてください。

停滞期に経口避妊薬を使用している場合

PMDA添付文書では、投与開始初期または増量後初期には 胃内容排出遅延により経口避妊薬の効果を減弱させるおそれがあるとされています。

停滞を理由に用量を上げる場合は、 経口避妊薬を使っていることを必ず診察時に伝えてください。

停滞していても治療継続が意味を持つ場合

体重がそれ以上減らなくても、減った体重を維持することは大きな意味があります。 SURMOUNT-4では治療を継続した群で体重維持が良好で、 中止群では体重再増加がみられました。

したがって「最近減っていない=薬が無意味」とは限りません。 体重維持効果も含めて治療価値を考えます。

停滞時のゴールを再設定する

治療開始時には「あと20kg痩せたい」と考えていても、 実際に10kg減った時点で血圧や血糖が改善し、体力も上がっていることがあります。

その場合、さらに大きな減量を目指すことが本当に必要か、 現在体重の維持を優先するかを再検討します。 ゴールは治療中に変わっても構いません。

停滞期に受診をおすすめするタイミング

医師から:停滞は「失敗」ではなく次の評価ポイント

体重停滞は、マンジャロ治療が失敗したサインとは限りません。 大きく体重が減った後には、体重が安定する時期が自然に訪れることがあります。

そこで重要なのは、 「もっと用量を上げるか」だけでなく、 「いまの体重を維持することに価値があるか」 「体調と栄養は保てているか」 「生活の中で変化した要因はないか」を確認することです。

必要なら増量し、十分なら維持する。 体重だけに引っ張られず、長期的に安全な治療を組み立てることが大切です。

よくある質問

Q. マンジャロで体重が2週間減りません。停滞期ですか?

2週間だけでは研究上のweight plateauとは言えません。水分、便通、食事、月経周期などでも体重は変動します。数週間以上のトレンドを確認します。

Q. 1か月体重が変わらなければ増量した方がいい?

増量を検討する材料にはなりますが、現在量を使った期間、食欲、副作用、食事、活動量を含めて判断します。体重停滞だけで一律に増量するわけではありません。

Q. 停滞期は平均何週で来ますか?

SURMOUNT-1の事後解析では、体重停滞までの中央値は開始時BMIカテゴリーにより約24.3〜36.1週でした。ただし個人差が大きく、この数字を個人の予測には使えません。

Q. 15mgなら停滞しませんか?

停滞は起こり得ます。高用量では平均的に停滞までの期間が長い傾向がありましたが、15mgでも長期的には体重減少速度は鈍ります。

Q. 停滞したら一度薬を休めるとまた効きますか?

その方法が確立しているわけではありません。SURMOUNT-4では治療中止後に体重再増加がみられました。自己判断で休薬・再開を繰り返さず医師へ相談してください。

Q. 体重が減らないのに食欲はありません。増量すべき?

食欲が十分抑えられ、食事量も少ない場合は、増量より現在量の維持や栄養状態の確認が優先されることがあります。

Q. 便秘で体重が落ちないことはありますか?

便秘によって体重が一時的に増えて見えることはあります。高度便秘に腹痛・腹部膨満・嘔吐を伴う場合は早めの医療評価が必要です。

Q. 停滞中は食事をもっと減らせばいい?

極端な食事制限は勧めません。すでに食事量が少ない場合は、栄養不足や筋力低下につながる可能性があります。

Q. 体重が止まってもウエストが減っていれば大丈夫?

体重だけでなくウエストや体力なども重要な指標です。体重が横ばいでも体組成が変化している可能性があります。

この記事の要点

参考文献・公的資料

  1. 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA). マンジャロ皮下注2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mg アテオス 添付文書(2026年9月改訂 第11版). PMDA公式資料
  2. Horn DB, Kahan S, Batterham RL, et al. Time to weight plateau with tirzepatide treatment in the SURMOUNT-1 and SURMOUNT-4 clinical trials. Clinical Obesity. 2025;15(3):e12734. doi:10.1111/cob.12734. PubMed
  3. Aronne LJ, Sattar N, Horn DB, et al. Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity: The SURMOUNT-4 Randomized Clinical Trial. JAMA. 2024;331(1):38-48. doi:10.1001/jama.2023.24945. 論文
  4. Jastreboff AM, Aronne LJ, Ahmad NN, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. N Engl J Med. 2022;387:205-216. doi:10.1056/NEJMoa2206038. 論文
エビデンスの読み方:
SURMOUNT試験は肥満・過体重の集団を対象としたチルゼパチドの試験であり、 日本で「マンジャロ」が肥満症に承認されていることを意味しません。 マンジャロの国内効能・効果は2型糖尿病です。

「停滞したから増量?」をオンラインで相談できます。

体重の数字だけでなく、現在量・使用期間・食欲・副作用・食事量まで確認して判断します。

本ページは、提携医療機関である Chiaroクリニック に所属する医師の監修のもと、 PMDA添付文書・査読付き医学論文等に基づいて作成しています。

※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としています。個別の診断・処方を代替するものではありません。 マンジャロの日本での効能・効果は2型糖尿病です。体重管理目的での使用は適応外使用です。

医療体制・監修について
編集・医学情報確認
編集:AURELIA ONLINE編集部
医学情報確認:Chiaroクリニック(2026年9月23日確認)
編集・訂正方針 ・ 法的表記・適応外使用の説明

マンジャロは日本では2型糖尿病を効能・効果として承認されています。 体重管理目的の使用は適応外です。個別の用量変更は医師の診察に基づき判断します。

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